テレバック AN 3006.MM200データメモリのリセット

説明

このアプリケーション・ノートでは、Windows PC から MM200 のデータ・メモリをリセッ トする手順について説明します。この手順を実行する前にシリアル通信プログラムTera Termをインストールし、シリアル-USBコンバータを購入する必要があります。アナログ出力やセットポイント設定など、MM200の設定可能な機能はすべてリセットされますのでご注意ください。Tera Termがインストールされていない場合は、こちらをクリックしてGitHubから最新版をインストールしてください。

指示

1.シリアル-USB変換器をPCに接続します。

2.スタートメニューを開く。

an3006-figure1

3.コントロールパネルを開く。

an3006-figure2

4.ハードウェアとサウンドを開きます。

Application Note 3007 | Figure

5.デバイスマネージャーを開きます。

Application Note 3007 | Figure 4

6.Ports (COM & LPT) ドロップダウンを展開します。

Application Note 3007 | Figure 5

7.この例では COM3 に割り当てられています。

8.TeraTermを開く。

9.Setup メニューを開き、Serial port...オプションを選択します。

Application Note 3006 | Figure 6

10.Portの設定をUSB-シリアル変換器のCOMポートに変更します。

11.残りの設定が以下の通りであることを確認し、OKを選択します:

  1. ボーレート。9600
  2. データ。8ビット
  3. パリティ:なし
  4. 停止:1ビット
  5. 流れ制御:なし
  6. 送信遅延。0msec/char、0msec/line
Application Note 3006 | Figure 7

12.Setup メニューを開き、Terminal setup... オプションを選択します。

Application Note 3006 | Figure 8

13.設定が以下のようになっていることを確認し、OKを選択します:

  1. 受け取ります。CR+LF
  2. 送信します。CR+LF
  3. ローカルエコーをチェック
Application Note 3006 | Figure 9

14. Send the following commands (<CR> is equivalent to pressing the Enter key):

  1. D1<CR>
  2. CF<CR>
  3. PF<CR>
  4. BF<CR>
  5. CA3<CR>
  6. SE<CR>

15.メモリがリセットされ、MM200は機能するはずです。それでも問題が解決しない場合は、オンライン・チャットを開始するか、テクニカル・サポート・チームにご連絡ください。

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